Ver12.00 主な新機能
簡単操作と自在の編集で提案力向上を実現
提案書ウィザードにより簡単操作で提案力を飛躍的に向上
使用者のスキルに関係なく、ウィザード形式で複数ページの提案書が作成できる機能です。
モデルは基本と比較、2つのモデルが選択可能。
レイアウトを指定し、棚割図や分析表などの帳票,構成比率表や分布表などの分析検証グラフなどを選択すれば、PowerPointまたはExcelファイルに出力できます。
設定内容は設定ファイルに保存可能で、これにより誰でも簡単に、棚割作成と同時に提案書までが完成し、提案内容と作業効率が大幅に向上します。
多様なレイアウト設定と出力項目
数種類のレイアウト設定から最大20枚のPowerPointのスライド、Excelシートの設定が可能です。
分析検証グラフや各種帳票を標準機能と同様に詳細な設定が可能で、同一のグラフや帳票の場合にもそれぞれのレイアウトの領域ごとに設定することができます。
既存ファイルの差し込みや出力後の編集で自在に提案書をアレンジ
既存のPowerPointファイルを指定のレイアウト位置へ差し込みできます。
もちろん出力後にPowerPointやExcelでレイアウト等の編集が可能ですので自在にアレンジできます。
即戦力ツールとして分析検証機能を強化
マトリックス分析
フェイシング中の分析検証機能に、新機能が追加されました。
縦横軸それぞれ2つの出力値が選択可能。最大4つの組み合わせによる複次元でのクロス分析をマトリックス表示できます。
モデル設定で指定した比較売上情報の同時表示や、陳列されていない商品を含めて分析することにより、品揃え過多や欠落商品群の発見が容易に行えます。
選択商品リストから任意の商品を仮置きウィンドウへ陳列
構成比率表、価格帯グラフ、ポートフォリオ、バブルチャートや新設のマトリックス分析で条件に合う該当商品をリスト表示する選択商品リストで、任意の商品を選択して仮置きウィンドウへ陳列可能にしました。
これにより、各種分析で発見した陳列候補商品を即フェイシングへ反映することができます。
フェイシング中の分析検証グラフをExcelグラフで出力可能に
従来表示している形式以外(例えば構成比率表は縦棒グラフだが円グラフ)での出力も可能になります。
出力したExcelグラフは数値を含めてExcel上で再編集可能ですから、従来のようにクリップボード経由の画像を貼りこんで独自の提案書を作成していたのと比較すると、表現力が大幅に向上します。
もちろん提案書ウィザードでExcel出力時の分析項目をExcelグラフで出力することも可能です。
構成比率表
従来の、スペース、売上数量、売上金額、粗利益に加えて、アイテム数、フェイス数、在庫数のうち同時に4つまで選択して出力できます。
価格帯グラフ
従来は任意に指定した価格帯(最大20個)でしたが、これに加えて各商品の売価毎にグラフを表示することが可能になり、プライスライン数の検証も容易に行えます。
トレンド分析
従来のグラフ表示に加えて、数値出力を追加しました。
分析表(帳票)でユーザー計算式の設定が可能に
棚POWERの基本項目を使用して、ユーザー独自の項目の出力ができるユーザー計算式の設定を可能にしました。
従来であればExcel出力した分析表をExcel上で加工する必要がありましたが、これからはダイレクトに必要な情報を出力することができます。
よく使う機能もさらに充実
フェイシング
商品詳細画面で単品トレンドグラフの表示、非表示の選択を可能にしました。
棚連結時に傾斜を大きいほうの棚に合わせるようにしました。
商品リストの表示項目にメンテナンス日を追加。類似の新旧商品の把握も容易になります。
帳票作成
追加カット一覧表や追加変更棚割表の比較系帳票で、従来は帳票毎に比較モデルを選択する必要がありましたが、モデル起動中であれば自動で同じ比較モデルを選択した状態になるようにしました。
また、別の比較モデルへ変更する場合にもその場でモデル検索が可能となり、利便性を向上しました。
陳列情報、オーダーブック、分析表等で台別改ページを可能にしました。
棚割表、棚割図表、追加変更棚割表で、指定したアイテム数以上陳列している棚の情報を明細一覧出力可能にしました。
また、手前挿入・別商品積上リストや追加/カット商品明細一覧も含めて、棚割表と同一ページにリスト出力できるようにしました。
棚割表、罫線棚割表で未陳列領域も出力可能にしました。
色分棚割表、色分棚割図表で色分出力値名称(メーカー、品種等)を出力可能にしました。
棚ラベルの総額表示対応で、外税の消費税計算時に切り捨て、切り上げ、四捨五入の選択を可能としました。また、表示方法に本体価格+総額を追加しました。
星取表とモデル分析
出力可能な項目を大幅に拡張しました。
また、星取表では従来のモデル基準に加えて、店基準での出力も可能になり、同一店舗を重複させることなく出力可能になります。
3D作成
3D表示の際の背板の色指定が可能になります。
円筒商品で商品サイズの幅と奥行きが異なる商品は楕円として表示するように改善しました。
商品の形状にペットボトルと瓶を追加し、より臨場感ある3D表示が可能になります。
わずらわしいマスター関連もさらに便利で簡単に
データ変換の業界データでNID形式へ対応
プラネット、SPスクエア、OTC、FDBに加えてNID形式へも対応します。
他の形式同様に棚POWERとの対応項目の紐付け設定が可能です。
売上情報のインポートがさらに便利に
一つの商品データが複数行に渡る場合にも取り込み可能になりました。
ヘッダー行の表示により項目の関連付け作業がわかりやすくなりました。
自動ダウンロード機能
分類、POPも自動ダウンロードの対象にできるようにしました。
更新確認の日付間隔の設定を可能にしました。
快適な運用のためにマスターコンバージョンをします
WindowsMe/XPのシステム復元機能の対象となっていた拡張子を変更します。
これによりシステム復元機能を有効にした場合でも快適にご利用いただけます。
従来は約10万件が上限でしたが、約20万件の商品情報に対応するようになりました(C/S運用時は制限無し)。