2013(リニューアル版 Ver3.00)新機能3

最新の棚POWERでは「売上予測」「什器の台別での分析集計」など、棚割を検討する上で参考になる大小さまざまな新機能を搭載しています。

また、ご好評いただいている「図形配置」機能では、棚割上に画像を配置できる「画像挿入」機能の新設を行いました。売場の再現や提案内容の補足など、これまで以上に自由な感覚で棚割を作成する事ができます。

更に、棚割編集中でも「データ移行」機能を利用できるようになるなど、操作感の向上や作業時間の短縮にも力を注いでいます。皆様の棚割検討のレベルアップ・効率化に役立てていただければ幸いです。

操作時間の短縮

棚割編集スタート時の起動速度を向上

「新規作成」や「開く」から棚割モデルの編集を始める際の起動速度を改善しました。
商品リストでの分類絞り込みを行なわない事で、読込時間を短縮しています。

複数の棚割モデルを自動的に並べて表示

複数の棚割モデルを開くと、ウィンドウが自動的に並んで表示されます。毎回ウィンドウの並べ方を変更する手間が無くなり、スピーディーに作業を進める事ができます。

 

データの登録・編集に関する効率化

棚POWERのデータ登録に関する様々な機能を改善し、操作の手間を軽減しています。

◆テキストインポート時、複数のファイルを一括で設定

テキストインポートは、取り込むファイルの形式に合わせてデータを取り込みます。 今までは複数のファイルを取り込む場合は一ファイルごとに設定をする必要がありましたが、今回のバージョンアップでは、同じ種類のデータに対しては一括で設定を行う事ができるようになりました。
取引先から複数の棚割データを入手した場合なども、一度の設定で取り込む事ができます。

◆外部モデルをインポートする際に、基本情報をまとめて変更

「データ移行」タブから外部モデルをインポートする際に、「詳細設定」で棚割モデルの基本情報(棚割モデル名称、作成者氏名など)をまとめて変更してから取り込む事ができるようになりました。データの取り込みと編集を一度に終わらせる事ができます。

 

◆テキストファイルから棚割をインポート

最新の棚POWERでは、一般的な棚割システムで作成された「棚割モデル」の形式でなくても、テキストファイルから棚割を取込む事ができるようになりました。
これまでは、独自形式の棚割データはPTS形式などに変換しなくては取り込めませんでしたが、棚POWER側で条件を設定する事で取込む事ができます。

◆商品情報メンテナンスに「短縮品名」の適用ボタンを追加

短縮品名」ボタンをクリックすると、商品名や商品カナ名の内容を短縮品名に自動的に反映させる事ができるようになりました。登録にかかる時間を短縮する事ができます。

 

◆商品情報と商品画像を同時に一括削除

商品情報を一括削除する際に、商品画像も同時に削除できるようになりました。 商品情報と商品画像を、二度に分けて操作する必要が無くなります。

 

棚割表現・ビジュアル表現の向上

JPEGなどの画像ファイルを自由に貼り付け

Office製品のように、手持ちの画像ファイルを自由に棚割モデルに貼り付ける事ができるようになりました。
棚割上に一時的な販促物を貼り付けたり、余白に参考情報として「おまけ」や「クーポン」の画像を貼り付けたりするなど、さまざまな用途で利用する事ができます。

 

別商品積上や手前挿入を行っていても圧縮陳列が可能

別商品積上げや、手前挿入を行っている場合でも商品を圧縮して陳列する事ができるようになりました。これまで以上に色々な棚割を表現する事ができます。

 

棚割表をExcel出力時、フェイス数に合わせてセル数を調整

棚割表をExcelファイルに出力する際、フェイス数によってExcelの使用セル数を自動調整できるようになりました。商品ごとのフェイス数の違いを視覚的に判断する事ができます。

 

棚割図で、什器間にまたがる商品を分断して表示

棚割図を台別で出力する場合、什器と什器の間にまたがって陳列されている商品を分断して表示するのか、片側の什器に寄せて(什器をはみ出して)表示するのか選択できるようになりました。

 

その他 機能追加・改善

POS分析の「自動レポート」で、ExcelのSheet名に分析名を表示

「POS分析」機能の「自動レポート」では、複数の分析を一つのExcelファイルにまとめて出力する事ができます。今回のバージョンアップから、各Sheet名に分析名が表示されるようになり、どの分析かを一目で分かるようになりました。

 

図形配置タブに、「詳細設定」機能を追加

図形配置タブに「詳細設定」ボタンが追加されました。配置済みの図形をクリックすると、 塗りつぶし色や枠線、文章(文字)などを再編集する事ができます。

 

旧棚POWERの形式(MDL形式)で棚割モデルを保存

棚POWERの棚割モデルの形式は、2011年のリニューアルを機に「MDL形式」から「TPW形式」へ変更されました。

リニューアル前後の棚POWER間で棚割モデルをやり取りするには、「モデルコンバージョン」で外部モデルの形式を変換するか、共通棚割情報である「PTS形式」でやり取りする必要がありました。

最新の棚POWERからは、外部モデルを保存する時に旧形式である「MDL形式」も選択できるようになったため、後から棚割モデルを変換する必要がありません。

 

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