第4回 棚POWER ユーザーフォーラム 開催報告

第4回 棚POWERユーザーフォーラムを開催

棚POWERユーザー同士の情報交換会である棚POWERユーザーフォーラムを開催いたしましたので、概要をご報告申し上げます。

去る10月21日、弊社は棚POWERユーザーフォーラムをホテル阪急インターナショナル(大阪市)にて開催いたしました。今回で4回目をむかえたフォーラムには、棚POWERおよびMDPOWERを活用する企業が全国から多数参加、総勢200名以上のユーザーが一同に会し、日頃では得がたい他社での活用実態などに触れました。資本や系列を超えた企業間の統合などが顕著にすすみ、流通全体を取り巻く環境が激変する中において、棚POWERが今後もユーザーと一体となり進化してゆくシステムであることが再認識された場となりました。

すでに650社にのぼる導入実績を達成し、ほぼ国内でのトップシェアを確立した棚POWER95をはじめ、これをベースとした小売業本部棚割システム「棚POWER98 for リテイラー」も、システム開発の狙い・概要が、そのファーストユーザーとなった株式会社ヤマナカ様からも披露され、製配販一体となった取り組みが今まさに具体的に始まったことが強調されるとともに、今後もISMを専門に支援するソフトウェア開発メーカーとして弊社があらゆる資産と労力を注いでゆく所存であることをお伝えいたしました。
また、業種・業態の壁を越えた交流・情報交換の場を、立食パーティーの形式で催し、活発な意見交換が行われました。
棚POWER95活用事例紹介

国分株式会社
流通事業本部 営業企画担当 課長 郡司 浩吉 様

ユーザーによる活用事例が、世界的にも屈指の規模となる総合食品商社「国分株式会社」様から紹介されました。自社戦略を全社/全拠点に広く深く浸透させ、棚POWERを営業展開上の必須ツールと位置づけるために、独自のマスターデータセンター構築や、グループウェアを活用した社内情報流通、サーバーを導入したシステム構築などが必要となったことをはじめ、棚割システム導入の経緯や、棚POWERを選択するにあたってのポイント、棚割作成上のポイント、提案スキルを向上してゆくための課題と今後の計画といった、他ユーザーが自社での運用レベルを深めるために非常に有益な情報が提供され、具体的な質疑応答も多数交わされました。
また、他の企業での事例をまとめた「活用事例集」も配布いたしました。
サポートセンター/システムセクションから最新情報の提供

株式会社 アイコンセプト
システムセクション チーフ 成宮 功

棚POWERは、専門教育を受けた専任スタッフが迅速なサポートと的確なアドバイスをユーザーに提供しています。また同センターには、棚POWERを活用するうえで有益なあらゆる情報がデータベース化されています。サポートセンターへの問い合わせを通じてこれらの情報を有効に活用いただきたいこと、センターでは問い合わせに対しどのような思いで対応し、対応結果をシステム自体の開発やサポートメニューの充実にどう活かしているかといったことを、アイコンセプト担当者より発表いたしました。
また、弊社のシステム開発責任者から開発の背景をはじめ次回バージョンアップに予定する内容や、棚POWER95 C/S Edition,棚POWER98 for リテイラーの紹介といった最新情報を提供し、時代の流れとともに変化するシステム環境や市場環境の変化,それに伴い変化するユーザーの活用実態に対して、今後を踏まえどのような方針を持っているかをお伝えしました。
棚POWER98活用事例紹介

株式会社 ヤマナカ
ロジスティクス部 マネジャー 竹田 洋一 様

棚POWER98は、小売業での棚割関連業務の効率化を図るとともに、トータル的な売場生産性向上に向けてユーザーが本来の業務に傾注できる体制構築を実現するためのシステムです。そのファーストユーザーとなった「株式会社ヤマナカ」様(愛知県及び三重県で67の郊外型スーパーをチェーン展開)から、導入の狙い,取引先と一体となった取り組みの計画が紹介されました。来場したメーカー/卸売業/小売業のユーザーに対して、この発表自体が同時に「製配販一体となった取り組み」の提案にもなり、非常に多くの関心を得ました。
魅力的な売場実現へ向けての提案

株式会社 ジェック
大阪訓練部 インストラクター 比嘉 隆 様

実践的教育・研修などを専門に行なわれている株式会社ジェック様より、実際にカテゴリーマネジメントによる革新を成功させてゆくプロセスにおいての現場での逆風とその解決策、そして、成功を導くうえでの教育の果たす役割などを、これまでの流通業界との取り組みやその事例などを交えて発表いたしました。
カテゴリーマネジメントの必要性や、多くの企業が今どこに注目し、マーケティングしているのか,小売業が今後求めるであろうパートナーの姿やパートナー企業としてのマネジメント力は何か,具体的な課題は何なのか,そのために必要な体制,教育とは、といったことを”ユーザーとともに検討し、具体的な活動に結びつけたい”。今回のフォーラムはそのアナウンスを行う場となりました。今後そのひとつの活動として、外部講師を交えての交流会(キーマンミーティング)実施の提案も行い、賛同を呼びかけました。

棚POWER95 Ver7.0 リリースのお知らせ

棚POWER95 Ver7.0 リリース

棚POWERは発売から6年目を迎え、現在の導入社数は600社を超え、導入セット数では2,200セット以上というトップに近いシェアを誇っています。
無償Verup提供や専任スタッフで構成する大阪,東京のサポートセンター(2拠点)など、アイコンセプトが棚POWERの出荷と共に開始した数々のサービスメニューは業界内で標準的なものとなってまいりました。一方で他システムと比較した場合、表面的には同じようなシステム/サポートメニューのように見て取れる傾向があるのも事実ですが、これまでにユーザーから寄せられた10,000件以上もの問い合わせ内容のデータベースは独自のノウハウとなると同時に、ユーザーに対しても迅速で的確な対応を可能としており、大きな差別化がはかられています。景気の低迷は底打ち感があらわれているとの報告もある中、市場は既に成熟を迎えており今後の成長に多くを求めることは困難です。変化し多様化し続ける生活者ニーズへ即応するために、店や売場、品揃えのコンセプト、価格政策、売上や利益の動向、市場規模と成長性、メーカーや商品の動向、商圏内外の状況や消費者動向などを科学的に思考するとともに、これらから生まれた自社戦略などを誰もが実際の行動に移すことが重要であり、その行動を支えるツールが必要です。
このたび、過去に寄せられたユーザーからの要望の中で40数項目の内容を採用しバージョンアップした「棚POWER95Ver7.0」をリリース、今月より出荷を開始し、あわせて既存ユーザー向けには無償バージョンアップとして一斉発送致します。
以下にその代表的な機能の特徴をご紹介致します。
USBポート対応プロテクタを新規採用

棚POWER95での作業には必ずハードプロテクタ(納品セットに同梱)の装着が必要です。
従来のDOS/V、NEC NXシリーズ用、NEC98シリーズ用パラレルポート装着タイプに加え、USBポート装着タイプも採用しました。特にB5ファイルサイズのノート型パソコンで使用する場合など、その携帯性を損なわず、またハードプロテクタ装着目的のためだけにポートリプリケーターなどの別売品購入をしなくても良くなっています。
共通棚割情報の入出力機能を採用(棚割システム研究会策定フォーマット準拠)

棚POWERで作成したモデルをCSVファイル※1(棚割システム研究会策定フォーマット)で保存し、他社の棚割システムで簡単に呼び出すことが可能になりました。
これは、同仕様に準拠した機能を持つ棚割システムで行う場合も同様です。
複数のモデルを一括して同形式で保存したり、棚POWERへ取り込むことも可能です。
(※1:商品の陳列に関する情報のみ。商品名や商品サイズ,画像などの情報を含んだものではありません)
ユーティリティーソフトのように外付けではなく、棚POWER自身に採用することでスムーズな運用を可能としています。
メンテナンス機能

新製品・発売中止商品一覧の出力機能を追加しています
任意の日付を指定し出力、マスターメンテナンスなどに有効活用できます。ファイル出力することも可能です。また、商品情報印刷機能全般において、出力する順番をJANコード、カナ名、第1属性、第2属性から選択できるようにもなりました。(同機能は、サーバーメンテナンス・商品情報・印刷にも採用しています)

POPマスターのメンテナンス時にイメージを確認可能にしています
登録済POPのイメージ確認を容易にすると同時に、そのイメージをクリップボード経由で2次利用することも簡単に行なえます。(同機能は、サーバーメンテナンス・POPにも採用しています)

什器詳細設定作業をより効率化しています
段間隔の均等処理,余裕率,棚色の一括設定を可能とし、作業性を向上させています。ルーラー表示も採用することで編集作業もわかりやすく行なえます。段間隔を均等処理する場合は最上段を台高に合わせることも可能です。また、標準となる棚色をあらかじめ指定しておけば、段挿入時に都度変更する手間も省けます。
(この機能はフェイシング中にも行うことができます)
運用機能

カテゴリーグループ作成時の絞り込みを容易にしました
第2分類の該当属性を指定し<分類絞込>を行なえば、それに該当する第1分類のみを表示でき、登録メーカー件数などが多い場合の属性指定も効率的になりました。
第1,第2分類の最大属性選択数も従来の500から1,000に増やしています。

在庫の修正と調整機能を強化しました
在庫修正機能に入数調整機能を追加しました。また、在庫調整機能での一括修正一覧には、商品情報に登録されているボール入数,ケース入数表示も追加しています。

仮置きウィンドウ内に陳列した商品の保存を可能にしました
仮置きウィンドウ内に陳列した商品はモデル毎に保存されるようになりました。必須取扱商品などをわかりやすく確認しながら棚割を作成するといった場合など、より便利に活用することができます。
必要により帳票、またはファイル出力することも可能になっています。

編集中モデルでも参照モデルとして同時表示できます
従来は異なる棚割モデルしか編集中モデルと同一画面上に表示することができませんでしたが、この機能によって現状の棚割を画面上で参照しながら、同じ画面上で改善棚割を作成するなど、実際に多くあると思われるユーザーの活用スタイルを反映した内容としています。

商品詳細機能の回帰分析では分析期間の任意指定が可能になりました
回帰分析の対象となる期間を指定可能とし、回帰分析結果もグラフ表示だけでなく数値表示できるようになっています。表示可能な数値は、実数値,傾き率,数式から選択できます。

ルーラー表示でフェイシング作業をより快適に
フェイシングウィンドウ内にルーラーを表示させることができます。棚高や残り幅などが把握しやすくなっています。表示/非表示の選択も可能で、さらにルーラー内のカーソル表示/非表示も選択できます。
(ルーラー内のカーソル表示は什器設定・詳細でも有効です。)

ポケ物スナックや冷菓などの投げ込み陳列も再現できます
商品を選択し陳列場所を指定、投げ込みする籠などのサイズを入力すると、その体積と陳列商品の体積から陳列可能な最大在庫数が算出され、その範囲内で在庫数設定も行なえます。

フェイシングオプション機能をより充実させました
アンドゥ機能の使用有無と回数設定、自動保存機能の使用有無と保存間隔設定、フェイシング背景色、フェイシング情報の表示項目選択など従来からのオプション機能に加え、ダミー商品、ダミーイメージ(商品・POP)、未陳列領域を表示する場合の文字と枠の色、投げ込み陳列の表示枠色、また仕切板の色も任意に指定できるようになりました。

フェイシング画面を効果的に2次利用。提案書や企画書作成にも威力を発揮します
フェイシング画面をクリップボード経由で2次利用する際、台別で出力できるようになりました。また、必要に応じてビットマップ形式あるいはJPEG形式でファイル出力することも可能です。

分析機能をさらに強化しました
バブルチャート分析を新たに採用。縦横軸とバブル(円)の大きさによって3つの情報のポジショニングによるバランスチェックが可能です。縦横軸の出力値には「売上数量」「売上金額」「粗利益」から、バブル基準には「6商品属性」「仕入先」「売上情報に登録した仕入先」から、バブル出力値には「売上数量」「売上金額」「粗利益」「スペース(cm,cm2,cm3,)」「アイテム数」「フェイス数」「在庫数」から選択し設定できます。ソート基準も「登録順」「数値順(バブル出力値)」から選択可能です。

分布表に未発売,発売中止商品の検証機能を追加しました。 商品情報マスターに入力されている「発売日」,「発売中止日」と比較して売場をチェックします。

トレンド分析でのカテゴリー回帰分析では1から24期間のどの期間で回帰分析を行うかを設定できるようになりました。また回帰分析結果を数値でも確認可能となっています。数値は実数値、傾き率、数式から選択可能です。

帳票作成機能をさらに強化
棚割図以外のイメージ出力が可能な帳票においてはカタログイメージの優先出力が行なえるようになっています。わかりやすく、説得力ある帳票の作成に有効です。

棚ラベルの出力では、縦横間隔の設定を0.1mm単位で指定できるようになりました。市販ラベルを使用する場合の微調整がより正確に行なえます。

棚割図,棚割図表,提案書の各帳票出力時にはフェイシングでの表示順位設定を反映できるようにしました。雛壇陳列のような売場を出力する場合でも有効活用できます。

3D機能
3D表示を行う際、従来イメージ未登録面は白で描画していましたが、Ver7.0では任意の色を指定できるようになっています。
モデル活用機能

複数のモデルを指定して、商品の入替えを一括して行うことが可能になりました。
挿入、削除は商品のJANコードを指定して行います。

多くの小売業では複数の店舗で共通の棚割を使用するオペレーションを行なわれています。Ver7.0ではこの管理手法を応用したパターン管理機能を設けました。作成したモデルパターンを選択し(複数指定可)、一覧に表示される各店舗に割り付けることが可能です。

その他、星取表の出力項目にJANコード、商品コードを追加しています。また、星取表、モデル分析では、商品ソート基準と昇順,降順の選択により出力順を設定することができます。モデル一括印刷機能には、印刷枚数の指定,出力先(ファイル、プリンタ)の設定オプションを追加しています。一括印刷でオーダーブックを出力する際は、対象年月日も指定可能です。
ユーティリティ機能

陳列状況マスターインポート時に陳列状況マスター内の売価情報を売上情報の基本売価に取り込み可能とし、ハンディターミナルで売場をピッキングする際入力した売価情報を有効に使用できるようにしました。
また、ハンディターミナルの環境ファイル設定をメニューから直接行なえるようにもしています。
棚POWER95 for Windows C/S Editionも登場

棚POWER95はSQL ServerやORACLEによるDBサーバーの構築も可能です。
ただしクライアントは独自DBのスタンドアロンで動作します。
棚POWER95 for Windows C/S Editionは、基本機能は棚POWER95と同一ですがSQL ServerやORACLEによるDBサーバーが必須となり、クライアントにデータベースを持たない完全なクライアント/サーバーシステムです。
個店棚割を実施しているリテイラーをはじめ、改廃激しい商品のマスターデータを一元管理し、これをリアルタイムに共有する必要性のあるメーカー/卸売業でも活用していただけます。
価格も棚POWER95と同一の設定で、既存ユーザーには要望により切り替えも行っています。
PowerSpace(体験版) /レイアウトマネージャーシリーズも同時提供

Ver7.0インストールCDにバンドルしています。製品版購入希望ユーザーは128,000円+年間サポート費用12,000円で購入申込み後、体験版の機能限定解除パスワードの発行を受けることができます。

PowerSpaceは店舗のフロアー全体の再現、分析が行なえるシステムです。フロアー設計図をスキャナで読み込み、正確なフロアー再現が可能なのはもちろん、棚POWER95で作成したモデルや独自に登録した生鮮売場などが配置できます。棚POWER95モデルからはフェイシングの起動,陳列状態の確認や保存(上書き)も可能。売場の統合管理による部門・担当者別の売場分析が行なえます。

PowerSpaceの発売元は、茨城日立情報サービス 株式会社です。

●本リリースに記載の内容は事前の予告なく変更されることがあります。
● Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。

棚POWER98 for リテイラー 出荷開始キャンペーンのお知らせ

棚POWER98 for リテイラー 出荷開始キャンペーン実施中

小売業本部棚割システム「棚POWER98 for リテイラー」のリリースを開始致しました。
本文中でも紹介しておりますが、棚POWER98は70店舗のスーパー本部での運用をはじめとして、多数の小売業での導入検討をいただき、各方面で注目を集めています。
そこで、販売開始にあたり下記内容で「早期導入キャンペーン」を現在展開中です。
キャンペーン要綱

●期間:発売開始~平成12年3月31日まで
●特典:早期導入特典として次のいずれかを選択していただけます。

特典1
棚POWER98本体(5ライセンス含む)に1ライセンスをプラス ※ 棚POWER98の導入には、別途サポート契約料,導入支援費が必要です。

特典2
実践型品揃え支援システム MDPOWER(ソフトウェア価格 580,000円)を無償でご提供。
※ MDPOWERの年間サポート契約料(30,000円/年)はお客様のご負担となります。
※ MDPOWERは、第8回流通システム大賞 先進技術賞受賞システムです。
棚POWER98 for リテイラー とは

棚POWER98は、トップシェアといえる600社以上、2,150セット以上の導入実績(平成11年6月現在)を誇る、棚割システム「棚POWER95 for Windows」の機能を継承しつつ、小売業本部の業務改善を目的として開発されたシステムです。
既に商品が過飽和状態である日本での生活者の買い物行動は、そのほとんどが店舗内で決定されている現状から、棚割の違いによる売れ行きの違いは、ますますクローズアップされています。
また、小売業の相次ぐ増床、出店ラッシュなどは店舗開発費や人件費コストを押し上げます。その反面、売上が伴わないといったことから、収益回復の手段として販売機会損失などのロス是正が以前にも増して、大きなポイントして挙げられています。

棚POWER98はこうした問題点に着目し開発された、リテイラーにおける棚割管理業務全般を支援する全く新しいリテイラーのための棚割システムです。完全C/S化によるデータベース、陳列状況など、基幹系システムとのシームレスなインターフェースを提供し、テキストベースの本部棚割システムを完全に捕えます。ストアポリシーに基づくチェーンオペレーションを基本とした棚割のパターン管理はもちろん、ローカルメリットを追求するための地域本部、店舗への権限委譲、さらにカテゴリーマネジメントを推進するための個店棚割にまで拡張が可能です。棚POWER98は棚割から生じるあらゆる業務まで支援する本格的で全く新しい棚割システムであり、商品部門はもちろんシステム部門までの業務改革を推進するための新たなソリューションです。
棚POWER98は99年3月中に基本システムの構築を終え、7、8月に行なわれる秋冬棚割に向け、現70数店舗を展開するスーパー本部で運用準備中です。
初年度は10社/100クライアントの導入を見込んでいます。
概要1. パターン管理を前提に個店管理が可能。本部と店舗を完全にミラー化

棚割はパターン管理を前提に作成することができ、内部では個店情報へと自動展開します。個店展開された棚割データには、棚位置情報はもちろん、変更区分,在庫,売価情報などを保有しますので、基幹系システムへシームレスにアクセスし、棚割から生じる様々な業務への連動を実現します。店舗での棚割変更も全て管理できますので、本部と店舗間で完全な棚割のミラー化を推進でき、社内システム部門の支援を最小限に、商品部の思想をタイムラグなく売場に反映させ、購買のプロである生活者に強く働きかける売場作りを支援します。
棚POWER98は棚割変更に関する業務を基幹系システムと連動させる目的で仕様設計されています。棚POWER98を利用するだけでも現状作業工数を大幅に削減することが可能で、従来型のテキストベースのシステム運用からビジュアルで分かりやすく現状確認や棚割変更指示を行なえます。
本部での作業

パターン管理による個店登録
各店舗の規模や売場の構成に合わせて、どの棚割パターンにするのか売場単位で決定できます。

個店パターン登録
新規出店や大改装によって新たなパターンの登録が必要な場合には、店舗のパターン管理への登録が店単位に全売場を一度に設定できます。

棚割モデル(本部個店棚割)の作成
本部では基本となるモデルを作成します。必須商品の取扱区分や、本部個店棚割の場合は初期発注量の設定、現状棚割の変更指示の場合は単品予約日の指定が可能です。

ゴンドラチェック
ゴンドラチェック機能によってゴンドラ過不足チェックも一目で行なえます。必要であればその場で変更することも可能です。

一括商品入替、一括印刷
商品入替指示も棚割モデル単位や店指定により一括して行なえます。単品予約日により売切り指示も行なえます。一括印刷では店舗と売場のAND条件で複数の店舗と売場を一度に印刷できます。
個店作業

ゴンドラ登録状況の確認、フェイシングでの変更内容確認
本部から変更指示のあった売場は一目で確認できます。変更指示のあった売場を呼び出せば、変更後の棚割を確認でき、変更商品一覧も商品イメージを含めて表示させることができます。変更確認ができたものを指定すれば、本部への報告も同時に完了します。店舗側での変更についても、同様に本部へフィードバックすることができます。
概要2. 棚割変更に関するあらゆる業務を支援するシステムです。

棚割変更で生じる多くの業務、たとえば棚割変更予約指示や陳列台帳作成指示、PLUマスター更新指示,売価変更や廃盤指示,発注台帳作成指示,棚ラベル発行指示などの基本的な作業を棚POWER98では全てフェイシング(棚割編集機能)で売場と商品を確認しながら行なえます。
従来システム部門の支援なくしては行なえなかったこれらの作業も、その支援を最小限に実行することができます。
リニューアル商品は一括入替指示を予約日と同時に行なえ、売切り指示も可能です。新店時の初期発注量や閉店処理,本部からの必須商品や予備商品としての選択商品指示,ゴンドラ未登録など作業ミスを事前に防ぐ為のチェック機能も豊富に用意されています。
基幹系システムとのマスター整合性チェックや、サイズ未登録商品でも陳列できる機能も備えており、現状システムからでもスムーズに移行してゆくことができます。
セキュリティ面も、リテイラー向けに新たに7段階のID設定機能を設け万全を期しています。 さらに、現状棚割の随時変更と来期季節入換を同時に進行できる設計ともなっています。
概要3. 優れた操作性と正確な作業で、商品部での作業工数を大幅に削減できます。

定評ある棚POWERの優れたGUIを継承していますので、棚割作業工数の大幅な削減が可能です。実物の商品や什器による作業から手書きによる棚割表や台帳の書き起こし、得意先の棚割システムで実施した棚割情報の入力し直し等、多くの頻雑な作業から開放されます。
棚POWER98ではフェイシングを行うだけで基本的な作業を終えることができますし、作成した棚割はいつでも呼出、変更することが可能です。運用面では50%以上の工数削減ができたという報告もあるほどです。
概要4. 売場分析機能

棚POWER98では、陳列状況で管理された個店棚割と個店POSによる売場分析を視覚的に行なえ、売場の問題点を簡単に導き出すことができます。これまでのパターン管理による棚割分析で発生していたと思われる多くのチャンスロスも、パターンと個店との品揃えの誤差を防ぐことで大幅に改善することが可能です。
複数の商品属性とフェイスや在庫、価格帯による多彩な分析で、現状棚割の特徴や課題点などを視覚的に顕在化できます。結果はそのまま印刷したりファイル出力によって二次的な利用も可能です。
概要5. 即戦力の帳票機能

現場ニーズに添った各種帳票をエンドユーザーが直接出力できます。これにより、システム部門での帳票出力業務を大幅に削減できるばかりでなく、非常にビジュアルな帳票を用いて現場への意思伝達も容易なものとなります。棚割図、棚割図表、棚割表、追加変更棚割表、陳列情報、オーダーブック、棚ラベル、追加カット一覧表、使用棚情報、簡易カタログなど豊富で優れた帳票を標準で装備しています。
さらに、数値による単品レベルの分析表やクロスABC分析表、カテゴリー単位や価格帯によるクロス分析表のほか、複数棚割から取扱店率を出力する「モデル分析表」やパターン管理で必要な店舗毎の取扱商品を明示する「星取表」までも装備しています。
概要6. 即戦力となる数々の機能

作成した複数の棚割や最大棚割から必要な台を選択して棚割を結合する「モデル結合」機能、客導線の異なる売場を一度に変更する「左右反転機能」、リニューアル商品や販売中止商品を検索する場合に便利な「モデル検索」機能、棚割図やイメージ付き陳列情報など比較的印刷に時間を要する帳票を一度に印刷できる「モデル一括印刷」機能など、棚POWER98は即戦力となる数々の機能も標準で装備しています。
概要7. WindowsNT Server4.0 Terminal Server Editionに対応。TCOを大幅に削減できます。

1998年9月に販売が開始されたMicrosoft WindowsNT Server4.0 Terminal Server Editionに対応していますので、棚POWER98を安価なThinクライアントを使用して運用することも可能であり、TCOを大幅に削減することができます。Terminal Serverはサーバー上で仮想的なWindowsNT Workstationを1台ずつ起動し、メモリ上で展開された各画面をクライアント側へ転送するシステムです。したがってクライアント側ハードウェアには多くの資源を必要としません。ユーザーはサーバーで起動されているアプリケーションをあたかも自分のマシンで実行しているかのように利用できます。新たに開発されたRDP(Remort Desktop Protocol)によって、ネクストネット社製ThinクライアントCessna/ViewのようなGOT端末を無線LANにより運用することも可能です。さらに、公衆回線によるモデム接続でもストレスなく利用できます。

●本リリースは1999年6月時点での弊社開発計画に基づいており、最終的に出荷される製品についてはその名称,仕様,構成など事前の予告なく変更されることがあります。
●Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
●その他、本文中の会社名や商品名は各社の商標または登録商標です。

’99 SA SHOW 出展報告

ブースでは…
Terminal Server上で棚POWER98 for リテイラーを稼動させて、ThinClient端末で実際にデモを見ていただきました。
棚POWER98 for リテイラーはもちろん、棚POWER95、MDPOWERも含めて業界内で注目を集めているシステムの展示ということで多数の方にご来場いただきました。

ステージでは…
30分毎に、アイコンセプトによる「小売業本部棚割システム 棚POWER98 for リテイラー」、ネクストネット社による「HyperThinCliant Cessna/View」のご説明を行いました。 どちらも、熱心に聞きいる方でうめつくされ、改めて関心の高さを実感いたしました。

棚POWER95 Ver6.0 リリースのお知らせ

棚POWER95 Ver6.0 リリース

棚POWERは全世界で共通プラットホームであるWindowsに対応し、GUIによる優れた操作性と日本語によるエンドユーザー仕様で、1994年5月に「棚POWER Ver1.0」を出荷以来、「誰もが使用できる環境」「誰もが活用できるシステム」という基本開発構想のもと実際の活用現場におけるユーザーの要望を取り込みながらバージョンアップを重ねています。1998年12月現在の導入社数は600社に迫り、導入セット数では1,700セット以上というほぼトップに近いシェアを誇ります。大阪,東京の2拠点にサポートセンターを開設、専用マスター提供センターの設置など、常にシステムとサポートの両面で業界次世代水準を実現しながら進化し続けています。

大店舗法規制緩和による出店ラッシュ、商品マスターなどの情報の共有化システムをねらったEDI、効果的な消費者対応ECR、卸売業の統廃合など、流通を取り巻く急速な環境変化はご承知おきの通りです。また、インストアマーチャンダイジング(店頭マーケティング,フィールドマーケティング)においては、これまでの単品管理や棚割を支援するためにもカテゴリーマネジメントの考えが叫ばれてきております。棚POWERはこれらの環境変化にも十分対応できるシステム設計と、現場で即活用できる機能をおりこみ、初めての方にも簡単に、しかもそれぞれの立場によって効率よく運用できる仕組みになっています。

このたび、他社システムにはない数々の機能で使いやすさをより向上させた「棚POWER95 Ver6.0」をリリース、12月より出荷を開始し、あわせて既存ユーザー向けには無償バージョンアップとして一斉発送致します。以下にその代表的な機能の特徴をご紹介致します。

全般

分類名や商品名の一覧表示リストでソート機能を採用。

メンテナンス,運用,ユーティリティーのさまざまなリスト表示場面で、コードや名称によるソート表示機能を採用。昇順,降順で必要に応じて任意に切り替えができ、目的のメーカー名やカテゴリーの名称,モデルなどをすばやく検索したい場合に大変便利です。

メンテナンス機能

カタログイメージを追加。

商品,ボール,ケースなど従来の合計12面までのイメージ登録に加え、SPスクエアやプラネットでは必須項目でもあるカタログイメージの登録も行なえます。商品の概観やパッケージデザインなど、その立体画像を登録しておくことで臨場感ある簡易カタログの出力や各機能でのイメージ確認など、効果的な商品のアピールに有効です。

運用機能

分析検証機能を強化。さらに詳細でわかりやすく。

  • 売場を再現するだけの活用から売場の分析へと、その活用範囲を広げている多くのユーザーの声に対応し、さらに実戦的な内容となりました。
  • 商品分布表に、パソコン操作のイージーミスから発生し得る売場内での商品の2重陳列の有無がチェックできる機能を採用。画面上で色分け表示し、該当商品が一目で把握できるようになっています。
  • 構成比率表や価格帯分析では、各グラフに実数値や最大,最小売価,価格帯の平均売価,売場の平均売価を表示させることのできるオプションを追加しました。価格帯分析で設定可能な価格ライン数も、従来の10から20へ増やし、その入力にも簡易設定を追加しました。分析基準にも、新たにフェイスと在庫を追加しています。価格帯分析をポートフォリオ形式で表示させる場合も同様です。
  • トレンド分析では、グラフに表示される凡例をマウスでポイントすることで回帰分析を表示、その傾向もより明確に把握することができます。

帳票作成機能もさらに充実。より実戦的な活用をサポート。

  • 棚割図,棚割表,追加変更棚割表での台別印刷では、必要な台だけを選択して1枚の用紙に出力できるようになりました。また出力させる項目に売上金額や粗利を追加し、総アイテム数出力の選択や、小数点以下を切り捨てるかどうかの選択、フェイス数を数値だけで出力するかわかりやすく「F」を付加させるかといった細かなオプションまでも追加しています。
  • 棚割表上で売場の改廃情報の確認を行なえる追加変更棚割表では、売場からカットされた商品のリストを付加して出力することができるようになりました。
  • オーダーブックは、日付欄の幅,開始日,終了日を、指定した任意の様式で出力することも可能となり、より実際の使われ方に即した活用が可能となっています。
  • 売場に必須の棚ラベルは、バーコード,イメージ,ロゴなどの配置を自由にアレンジでき、その大きさや色までも自由に設定してオリジナリティーあふれるものを作成することが可能となりました。編集した内容はファイルに保存しておくこともできます。
  • 見積書作成でも、CSVファイルでの入出力が可能となり、過去に作成した会社情報や見積金額などを容易に参照して活用できます。
  • クロス分析表の選択分類項目に売価,原価情報を追加し、価格ラインでの商品分析も可能としています。
  • 提案書作成機能を標準で採用し、棚割図や陳列情報、POPや3Dイメージなどの情報を自由に選択,レイアウトし、説得力あるドキュメントを簡単かつスピーディーに作成できます。商談,プレゼンテーション,企画書といったさまざまな場面で活用が可能です。
  • 棚割の3D表示もあらたに採用。回転やズームはもちろんのこと、JPEGやBMP形式で出力もできるため、オリジナルな企画書や提案書の作成に活用できます。

ダミー商品登録機能を追加。

陳列したい商品がマスターに未登録であったりしても、従来棚POWERでは未陳列領域の設定やフェイシング中のダイレクトな商品情報登録が可能なことで対応できましたが、これに加えその場でダミー商品としての登録も可能になりました。これによって、JANや商品名はわかるものの詳細が不明なアイテムであってもすぐに登録し簡単に陳列ができます。一時的な登録でありながら各帳票への出力も可能となっています。

仕切板挿入機能を強化。

さらに使いやすく。 仕切板の挿入、削除はフェイス単位かアイテム単位かを選択して挿入ができるようになり、陳列作業をより効率的にすすめることができます。

商品詳細表示機能を強化。

陳列中いつでも商品の名称や属性,陳列可能な残り幅といった、多彩で詳細な情報を確認できる商品詳細機能。トレンド動向を表示する場合でも、売上数量,売上金額,粗利益の回帰線を表示してさらにわかりやすく把握することが可能となりました。

仮置きウィンドウの表示機能を強化。

仮置きウィンドウに置いた商品でも商品詳細情報を表示できるようになりました。また、商品にマウスポインタをあわせるだけでもJANや商品名などを表示させ確認することができます。

什器設定機能を強化。

フェイシング中に設定変更した什器の情報を、そのまま什器マスターに保存することが可能になりました。

フェイシングでの編集機能はキーボードショートカットでも操作可能に。

棚POWERは商品の陳列に関する殆どの操作をマウスで行なえますが、商品の挿入や複写をはじめとする主な機能をショートカットキーで行うことができます。よりすばやく快適な陳列作業をサポートします。
商品リストでの検索機能を強化。
陳列したい商品を、カテゴリーの絞込み、他店や地域の売れ筋情報、JAN、カナ名、自社商品コードの多彩な方法で検索できた機能に加え、あらたに得意先などの商品コードでも検索可能となりました。

ユーティリティー機能

代表的な業界DBに完全対応。

プラネット、SPスクエア双方の形式のイメージデータの入力と出力を可能とし、それらの商品情報の入出力までもが可能です。

イメージエクスポートを強化。

イメージエクスポートの際にJPEG形式で出力することができます。

商品情報・支店展開機能を強化。

それぞれの機能では、マスターに未登録である情報だけをインポートできるオプションを追加しました。支店展開インポート時はイメージの未登録面だけを取り込むこともできます。また、支店展開エクスポート時は、商品情報のCSVファイルを同時に出力することができ、企業間でマスター情報を受け渡しする場合などでのメンテナンスに便利です。

モデル活用機能

モデルの一括削除機能を追加。

不要なモデルは複数を一括して一度に削除可能なよう、機能を追加しました。

星取表をあらたに採用。

モデルをパターンで管理している場合に、パターン単位の商品の取扱いを一覧で確認できる星取表を採用。

棚POWER95 Ver5.04(UPC版)から、採用していた新機能

今回のバージョンアップに先駆けて、当ホームページからダウンロードしていただいておりましたVer5.04(UPC版)で採用していた下記の機能も、Ver6.0で採用しています。 (現在ダウンロードサービスは終了しています。)

  • 短縮UPCバーコードが出力可能
  • プリンタ高解像度時も通常の幅で出力可能に
  • ユーティリティーPOPの「全POP呼出」時、POP No.でソート(サーバー共)
  • 帳票プレビュー画面にクリップボード出力でビットマップ形式(BMP)とメタファイル形式(WMF)を選択可能に
  • フェイシング起動及び再表示時の内部処理の高速化 ・エラーログビューアを新規追加

  • 本リリースに記載の内容は事前の予告なく変更されることがあります。
  • Microsoft,Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。

第3回 棚POWER ユーザーフォーラム 開催報告

フォーラム会場風景
ビジネスパートナーによるシステム展示
去る10月20日、弊社は第3回棚POWERユーザーフォーラムをホテル阪急インターナショナル(大阪市)で開催致しました。
パソコンを用いた棚割システム「棚POWER」は出荷から4年で500社以上の導入実績を誇り、流通業界では驚異的なスピードで導入されメーカー・ 卸・小売業などのユーザー様に好評を頂いています。
誰もが使用できる環境、誰もが活用できるシステムという基本コンセプトに基づき成長し続けており、簡単な操作性でありながら、様々な陳列形態に対応、売場をフルカラー表示でリアルに再現でき、棚割システムを超越した様々な帳票の出力や、商品属性・POS情報によるあらゆる角度からの現状棚割の分析・検証を行い売場活性化を支援します。
本年1月にリリースした品揃え支援システム「MDPOWER」では、店舗のデータや市場データなど最大4つのPOSデータを基に、任意の角度から最大4階層を指定し分析、例えば、2店舗のデータを比較表示させて同一商品の店舗によるポジションの違いを分析するクロスABC分析など複雑な分析も簡単な操作で行なえ棚割作業ステップの基本となる品揃えに特化した分析を誰もが簡単に行なえます。
そのユーザー様が一堂に会したユーザーフォーラムの内容をお知らせします。

問題意識の明確な、ユーザー同士の異業種交流会
懇親会風景
マルサンアイ株式会社
中部営業部長 秋山 有 様

マルサンアイ株式会社様は愛知県に本社を置かれる、みそ・豆乳・飲料・調味料などの食品メーカー様で、導入後わずか半年で本格的な稼動体制に入られ、そのリテールサポート活動に棚POWERを大変積極的に活用されています。
加藤産業株式会社様は国内屈指の総合食品商社として、体系化された独自のリテールサポートメニューとあわせ全国各地で130セット以上の棚POWERを活用された取引先支援を行なわれています。
マルサンアイ株式会社様からは中部営業部長の秋山有様と名古屋総括支店の倉橋副課長様、加藤産業株式会社様からは取締役ロジスティクス担当兼営業企画部長の加藤和弥様によりその活用の現状が紹介されました。
棚POWERを使用して取引先に対し他社がどのような提案手法を用い、どのような体制で運用しているのか、その活用実態と比較して今後自社がどうあるべきかなど、非常に具体的な2社のお話により、当日来場されたユーザー様からは、業種・業態が異なってはいても大いに参考になったとのご評価が、その生のお声やアンケート結果から伺え、大変有意義な場となった様子でした。

加藤産業株式会社
取締役ロジスティクス担当兼営業企画部長
加藤 和弥 様
IConceptからの提案
事例発表に質問されるユーザー様

サポートセンターには日々ユーザー様からの操作に関する問合せなどが寄せらます。DB化されたそれらの内容から比較的件数の多い内容をリストアップ、ユーザー様に対する活用上のヒントやアドバイスを、棚POWER機能トピックとして発表しました。
電話でのサポート・Q&A集でお知らせしている内容であっても、実際に直接聞いてみることで参考になったというご意見が多数ありました。
さらに、12月全ユーザーに対し提供される予定の棚POWER次期バージョンについてもご紹介、ユーザーからは大きな反響を受けました。
またMDPOWERのような品揃えに特化した分析ツールを活用して、ISMの実践やリテールサポートに今後どう取り組んでゆくべきなのかという提案には、多くのユーザー様が共感を受けておられた様子です。
さらに、小売業本部棚割システム棚POWER98の概要も発表され、小売業を含めたすべての業種の企業様から期待が寄せられる結果となりました。