棚割ソフト間のデータ連携を可能にした共通のフォーマットを 「共通棚割情報(PTS)」 と呼びます。
PTS で書き出されたデータは各棚割ソフトで取り込むことができます。
PTS には Ver1.0 と Ver2.0、Ver3.0 の 3 種類があります。
==「共通棚割情報(PTS)Ver1.0」==
「共通棚割情報(PTS)Ver1.0」では、商品陳列に関わる商品の配置場所や、フェイス数などの「配置情報」のデータを
やり取りできます。台の幅や各段の棚の高さといった「什器情報」はやり取りできません。
==「共通棚割情報(PTS)Ver2.0」==
「共通棚割情報(PTS)Ver2.0」では、上記「配置情報」に加え、「台情報」(商品陳列に関わる多段台、リーチイン、平台などの
ゴンドラのサイズ情報)や、「棚情報」(商品が陳列されている棚のサイズ情報)といった「什器情報」、「在庫数量」のやり取りが
可能です。
==「共通棚割情報(PTS)Ver3.0」==
「共通棚割情報(PTS)Ver3.0」では、上記Ver2.0での「配置情報」や「什器情報」に加え、別商品積上や手前挿入などの陳列を
再現できます。
【注意】
PTSの各バージョンではフォーマットが異なるため、他社棚割ソフトとのやり取りには対応バージョンに注意してください。
【参考】
棚POWER 操作マニュアルに、「PTS 仕様」を記載しています。