Ver2.00 主な新機能1
小売業様主導の棚割管理に最適化した製品設計
店POWERは、小売業専用の棚割システムとして他社に先駆けて開発されて以来、15年以上にわたり現場のユーザー様の声が機能の改善に反映されてきました。現在では、より効率的に棚割管理を行える各機能の改善・向上が重ねられ、スーパーマーケット・ドラッグストアをはじめとする多くの小売業様で導入いただいています。
棚割検討業務の精度向上・業務工数削減
リニューアル版店POWER Ver2.00は、各種分析機能の追加・改善を行い、小売業における棚割検討業務の精度向上を支援します。
また、細部にわたる既存機能の改善により、店POWER操作時間の短縮、工数の削減を実現します。引続き、小売業の皆様の棚割管理のレベルアップにお役立ていただければ幸いです。
棚割作成 – フェイス調整機能 –
什器の本数変更やサイズ変更に合わせ、自動的に商品のフェイス数を調整
価格帯、商品分類、SKU数を意識したフェイス調整
過去の売上を指定すると、売上構成比に応じて「フェイス調整する商品」を自動選定します。
フェイス増加時は「売上の高い商品」を優先し、フェイス減少時は「売上の低い商品」を優先します。
売上に応じたフェイス数調整
フェイス数を減らす際、「できるだけ棚割内の価格ラインを減らしたくない」「できるだけ商品分類の数を減らしたくない」「商品のSKU数を減らしたくない」といった条件も設定可能です。
商品分類・価格帯・SKUごとに売上に大きな偏りがある場合は、設定を有効にすることでフェイス調整の偏りを防ぐことができます。
棚割作成 – 操作性の向上・操作時間の短縮 –
棚割編集画面の自動整列
棚割編集ウィンドウの表示設定(左右に並べて表示、上下に並べて表示など)を記憶し、次回に棚割編集ウィンドウを複数開いた際に、前回と同じ条件で自動的にウィンドウを整列表示させます。
日付入力時にカレンダー表示
棚割変更日などの日付を入力する際、日付指定のためのカレンダーを表示させることができるようになりました。
従来はキーボードで日付を入力する必要がありましたが、マウスクリックのみで日付を指定できるようになりました。
商品を積上げた状態での面変更に対応
商品の上に商品を重ねた状態でも、陳列面の変更ができるようになりました。
仮置情報内での面変更に対応
仮置情報内に配置している商品も、陳列面の変更ができるようになりました。
棚の陳列可能な残り幅を表示
マウスカーソルを棚板上に当てると、画面下に陳列可能な残り幅(㎜)が表示されるようになりました。
平台への商品配置時の重なり許可/不許可
オプション設定で、「平台で商品の重なりを許可する」が追加されました。設定を有効にすると什器幅以上の商品を平台に配置することができるようになります。箱物商品など、商品どうしを重ねて陳列できない場合は、設定を無効にすると正確なサイズシミュレーションを行うことができます。
平台上でも配置調整が可能に
平台に陳列している商品も、配置変更機能の対象になりました。クリックのみで、自動的に陳列位置を調整することができます。
商品一括入換の連続実行に対応
これまでは、商品一括入換を行う際は対象全店での商品入換処理が完了しなければ次の機能を選択できませんでしたが、Ver2.00からは入換処理が完了する前に他の機能を選択でき、複数の処理が並行して行われるようになりました。
店舗数が多く、入換処理に時間がかかる場合でも作業を素早く進めることができます。
棚板ごとに商品の圧縮率を調整可能に
棚板ごとに商品の圧縮率の限界値を設定できるようになりました。 仮に商品情報の圧縮率が50%まで可能と設定されていても、陳列している棚板の圧縮率が80%だった場合、その商品は80%までしか圧縮できません。
別商品積上、手前挿入時も圧縮可能に
別商品積上や手前挿入を行っている場合でも商品を圧縮できるようになりました。