どの位置に何の商品を陳列しているかを記載した陳列情報のExcelファイルから棚割を再現することができます。
フェイス数や積上数、陳列在庫数なども陳列情報のExcelファイルに記載されている場合は、より再現性の高い棚割再現が可能です。
または、陳列状況のひな形に加工せずに直接インポートし棚割モデルを再現することもできます。
【対処法】
==「陳列状況」を使用する場合==
棚割の再現には陳列状況の機能を活用します。
- 画面右上の[ヘルプ]-[データ登録用ひな形ファイル]をクリックします。
- 「陳列状況」を選択して任意の場所に保存します。
- 保存した陳列状況のひな形ファイルを開きます。
- 各項目に陳列の情報を入力します。
必須項目は「台」「段」「共通商品コード」です。
(陳列情報が記載されているExcelファイルから、各項目へ情報をコピーします) - ひな形ファイルの編集後、上書き保存します。
- 棚POWERを起動して、[データ移行]-[インポート]をクリックします。
- 陳列状況のひな形ファイルが保存されているフォルダを指定します。
- [詳細設定]よりモデルの基本情報や段算出方法の設定後、インポートを実行します。
==「陳列状況」を使用せず、直接インポートする場合==
- [データ移行]タブ-[インポート]より、取り込むファイルを指定します。
- 「該当情報」欄に「その他」と表示されます。「その他」をクリックします。
- ファイル名一覧内の取り込むファイルを有効にして、[次へ]をクリックします。
複数の同じ書式のファイルを同時に取り込む場合は[一括設定]でインポート設定をまとめて設定することができます。
- 「インポート情報の選択」を「棚割モデル情報」に変更します。
- 変換先と変換元を関連付けます。変換元の空白をクリックして関連する列を選択します。
たとえば、データファイルのB列にJANコードが記載されている場合は、「変換先:共通商品コード」には「変換元:B」を選択します。
変換先‥棚POWERの項目
変換元‥画面下部に表示されているファイルの列 - ファイルにタイトルや項目名などが記載されている場合は、「開始行数」を設定します。
- [次へ]をクリックし、[詳細設定]をクリックします。
- 「棚割モデル名称」や「作成者氏名」などの基本情報を設定し、[設定]をクリックします。
- [実行]をクリックしてインポートを開始します。
【参考】
設定した内容は[設定保存]で保存することができます。
次回同じファイル形式のデータをインポートする際は、[設定読込]から、保存した設定を呼出すと、上記5の関連付けなども行なわれた状態となるため、すぐにインポート可能です。
陳列状況は、「ゴンドラNo」「台」「段」「列」「フェイス」「積上」「共通商品コード」「フェイスNo」「陳列在庫」「実在庫」「売価」の項目があります。