Ver16.00 不具合報告
2008.06.02からCD-ROMにて提供しております棚POWER Ver16.00で以下の現象を確認しております。次回バージョンで改善いたします。
不具合一覧
フェイシング
フェイシング中に商品マスターへの接続が切断した場合、陳列商品が棚から削除される(クライアント/サーバー運用時のみ)(2008/08/29)
ユーティリティー
売上情報・インポート・[インポート一括]使用時、既存の売上情報が削除される
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
現象:
クライアント環境で、ユーティリティー・売上情報・[インポート一括]を使用し、固定長ファイルを期間別に用意してインポートした際、「取込範囲:セット項目更新」を選択していても、指定した期間以外の既存の期間の売上情報が削除されます。
原因:
店舗コードが「前0無しで7桁に満たない」場合、フォルダは「前スペース無し」で作成しますが、存在を認識する時は「前スペース有りの7桁」で比較するため、フォルダ名が一致しません。
そのため、フォルダは存在しているが更新時は存在しないと認識し、毎回新規で売上情報を作成します。
回避方法:
店コードを(前0を付けるなどで)7桁に変更してください。
対応:
次回Verで正常に処理するよう修正いたします。
ユーティリティー
複数モデル一括出力時、連番を付加したモデルと、基から存在するモデルの名称が重なると、モデルが上書きされる
現象:
出力した内部モデル数と、実際に出力されたファイル数が異なります。(出力ファイル数の方が少ない)
原因:
同モデル名称がある場合、出力時に連番を付加して出力しますが、連番を付加して出力したファイル名称と、元々のモデル名称が結果的に同一になった場合、モデルファイルを上書きします。
回避方法:
・モデル一括出力から出力し、問題のモデルを確認して、別途出力してください。
・ファイル名称を「ファイル名」で出力してください。
モデル活用・モデル一括出力から出力した場合は「~\******.MDLファイルが存在します。上書きしますか?」のメッセージを表示します。
ユーティリティー・エクスポートからでは、メッセージを表示せず出力し、モデルを上書きします。
対応:
次回Verで正常に処理するよう修正いたします。
フェイシング
フェイシング中に商品マスターDBへの接続が切断された場合、陳列商品が棚から削除される(クライアント/サーバー運用のみ)
発生バージョン:
この現象は、Ver9.21から発生します。
現象:
クライアント/サーバー運用時、フェイシング中に商品マスターDBと接続できなくなると、再表示処理の段階で全商品が棚から削除されます。
一旦終了し、棚POWER起動時に自動保存モデルを開いても、商品の陳列が無く什器のみのモデルとなります。
原因:
再表示処理を行う場合、メモリ内に保持している商品情報を一旦クリアし、商品マスターDBを参照して再作成しています。
この時に商品マスターDBへの接続ができないと、メモリ内に商品情報は作成されず、商品が棚POWERに未登録であると判断し、陳列商品が棚から全てこぼれます。
回避方法:
棚POWER起動中に接続が復旧しても、一旦棚POWERを終了しない限り正しく処理はされません。安定したネットワーク上でご利用ください。
また、上書保存や一時保存を利用してモデル内容を頻繁に保存してください。
対応:
この現象は、ネットワーク接続の課題であることを確認しています。
次回バージョンで、下記のように改善いたします。
・ネットワーク接続に課題が発生した場合、棚POWERを強制終了し、作成中の棚割モデルを保存します。
・棚POWER再起動時、保存した棚割モデルを自動的に読み込み、強制終了の時点から作業を再開できるようにします。