Ver11.52 不具合報告
2003.12.08からCD-ROMにて提供しております棚POWER Ver11.52で以下インストールに関する不具合を確認いたしました。
弊社内テストにて事前に発見できなかったことを深くお詫び申し上げます。
発生条件に該当する場合には以下の対処方法を参照してください。
不具合一覧
インストール
棚POWER Ver11.00,Ver11.50をともにインストールした環境にVer11.52をインストールすると環境設定ファイル(DEF)がなくなる。 (2003/12/09)
モデル一括再分析を外部モデルで行うと台段情報が無くなる。(2004/02/23)
インストール
棚POWER Ver11.00,Ver11.50をともにインストールした環境にVer11.52をインストールすると環境設定ファイル(DEF)がなくなる
※商品情報やモデルなど既存データが削除されることはありません。
現象:
Windows95/98/Meの場合
Ver11.52へバージョンアップ後に棚POWERを起動すると、下記【確認メッセージ】「環境設定が正しくないか、初期化されていません。」が表示され、以前の環境設定で指定した内容が初期設定に戻る。
【確認メッセージ】
Windows2000/XP/NTの場合
Ver11.52へバージョンアップ後に、新規のWindowsログオン・ユーザー名でログオンし、棚POWERを起動すると、上記【確認メッセージ】が表示され、標準設定を引き継がず環境設定の内容が初期設定になる。
・Ver11.52をインストールしていない場合は、対処方法①を参照してください。
・【確認メッセージ】を表示した場合は、「いいえ(N)」をクリック(※推奨)し、以下の対処方法②を参照してください。
(「いいえ(N)」を選択することにより、帳票作成,ユーティリティーなどの設定ファイルを退避することが可能です)
・【確認メッセージ】で「はい(Y)」をクリックし、環境設定を行った場合は、以下の対処方法③を参照してください。
発生条件:
以下条件のすべてに該当する場合のみ発生します。
発生しない条件:
上記「発生条件」以外のバージョンアップ方法の場合は問題ありません。
以下の場合、問題は発生しません。
原因:
棚POWERのインストーラは、バージョンアップの場合のみ、開始時に環境設定ファイル(DEF)をバックアップします。
バージョンアップが完了した時点で、バックアップした環境設定ファイル(DEF)を元のフォルダへ戻す作業を行います。
Ver11.52のインストーラも同様の作業を行いますが、上記「発生条件」の環境のみ、以下の画面で「完了」をクリックすると、元のフォルダへ戻した環境設定ファイルが削除されます。
上記画面で「完了」後に、環境設定ファイルが削除される原因は、現在調査中です。
対処方法①
Ver11.52をインストールしていない場合
方法1.【棚POWER環境設定ファイル バックアップ】ツールを使用する。
- 【棚POWER環境設定ファイル バックアップ】ツールをホームページよりダウンロードします。(※2015年現在、公開しておりません)
- ダウンロードしたツールを実行し、現在の環境設定ファイルをバックアップします。
- Ver11.52をインストールします。
- ツールを実行し、「2.」でバックアップした環境設定ファイルをリストアします。
※「4.」の作業を行うまでは、Ver11.52を起動しないでください。
方法2.手動で環境設定ファイルをバックアップ/リストアする。
- 棚POWERインストールフォルダ内の「TP95.DEF」を任意の場所へコピー(バックアップ)します。
(任意の場所とは、フロッピー,棚POWER以外のフォルダなど) - Ver11.52をインストールします。
- 「1.」で退避した「TP95.DEF」を棚POWERインストールフォルダへコピー(リストア)します。
※「3.」の作業を行うまでは、Ver11.52を起動しないでください。
上記、対処方法についてご不明なことがございましたらサポートセンターまでご連絡ください。
対処方法②
Ver11.52インストール後、【確認メッセージ】で「いいえ(N)」を選択した場合
Windows95/98/Meの場合
すでにこの時点で、環境設定ファイル「TP95.DEF(環境設定,フェイシング,他)」は削除されています。
しかし、帳票作成やユーティリティーの設定などを保持している以下の設定ファイルは残っています。
- TP95_REP.DEF(帳票関係,他)
- TP95_UTL.DEF(メンテナンス,ユーティリティー,他)
- TP95_MDL.DEF(モデル活用,他)
- TP95_ARZ.DEF(分析検証,他)
上記の設定ファイルを事前に任意の場所へコピー(バックアップ)することで、各種帳票やユーティリティーの設定を戻すことが可能です。
- 棚POWERインストールフォルダ内の「TP95_REP.DEF」,「TP95_UTL.DEF」,「TP95_MDL.DEF」,「TP95_ARZ.DEF」を任意の場所へコピー(バックアップ)します。
(任意の場所とは、フロッピー,棚POWER以外のフォルダなど) - 棚POWER Ver11.52を起動します。
- 【確認メッセージ】で「はい(Y)」を選択し、環境設定ウィンドウを表示します。
- 以前の環境と同様の設定を行い「登録」をクリックします。
ID管理を使用している場合は、「棚POWER-ID管理」ウィンドウを表示します。IDを入力し実行をクリックします。 - 棚POWERが起動したのを確認し、一旦終了します。
- 「1.」で退避した「TP95_REP.DEF」,「TP95_UTL.DEF」,「TP95_MDL.DEF」,「TP95_ARZ.DEF」を棚POWERインストールフォルダへコピー(リストア)します。
参考事項
社内の別PCでも棚POWERをご使用で、同じ環境の場合は別PCの環境設定ファイル「TP95.DEF」をコピーしてください。
Windows2000/XP/NTの場合
棚POWERのインストールフォルダ配下の「WORK」フォルダに、「Windowsログオン・ユーザー名」フォルダがある場合は、以下の環境設定ファイルすべてを棚POWERのインストールフォルダへコピーしてください。
- ・TP95.DEF(環境設定,フェイシング,他)
- ・TP95_REP.DEF(帳票関係,他)
- ・TP95_UTL.DEF(メンテナンス,ユーティリティー,他)
- ・TP95_MDL.DEF(モデル活用,他)
- ・TP95_ARZ.DEF(分析検証,他)
上記、対処方法についてご不明なことがございましたら
サポートセンターまでご連絡ください。
対処方法③
Ver11.52インストール後、【確認メッセージ】で「はい(Y)」を選択し、環境設定を再度行った場合
Windows95/98/Meの場合
すでにこの時点で、以下の環境設定ファイルすべてが初期化されています。
- TP95.DEF(環境設定,フェイシング,他)
- TP95_REP.DEF(帳票関係,他)
- TP95_UTL.DEF(メンテナンス,ユーティリティー,他)
- TP95_MDL.DEF(モデル活用,他)
- TP95_ARZ.DEF(分析検証,他)
お手数ですが、再度、環境設定,各種帳票設定やユーティリティー設定を行ってください。
参考事項
社内の別PCでも棚POWERをご使用で、同じ環境の場合は別PCの環境設定ファイル「TP95.DEF」,「TP95_REP.DEF」,「TP95_UTL.DEF」,「TP95_MDL.DEF」,「TP95_ARZ.DEF」をコピーしてください。
Windows2000/XP/NTの場合
棚POWERのインストールフォルダ配下の「WORK」フォルダに、「Windowsログオン・ユーザー名」フォルダがある場合は、以下の環境設定ファイルすべてを棚POWERのインストールフォルダへコピーしてください。
- ・TP95.DEF(環境設定,フェイシング,他)
- ・TP95_REP.DEF(帳票関係,他)
- ・TP95_UTL.DEF(メンテナンス,ユーティリティー,他)
- ・TP95_MDL.DEF(モデル活用,他)
- ・TP95_ARZ.DEF(分析検証,他)/li>
上記、対処方法についてご不明なことがございましたら
サポートセンターまでご連絡ください。
参考事項:
環境設定ファイル(TP95.DEF)がない場合の、環境設定ウィンドウの初期設定
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モデル活用
モデル一括再分析を外部モデルで行うと台段情報が無くなる。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件:
外部モデルのみ現象が発生します。
台段情報が無くなった外部モデルをモデル設定で参照しても、台段情報が無いためフェイシング前に什器設定画面を表示します。
ここで什器を設定しても従来の台段情報と異なるため、陳列商品は棚からこぼれる可能性があります。(特に複数台あった場合など)
※内部モデルの再分析処理は問題ありません。
回避方法:
現在のところ回避策はありません。
上記現象が発生した場合は、サポートセンターまでご連絡ください。
個別に対応させていただきます。
対応:
次回Verで、正常に出力できるよう修正します。