Ver11.50 不具合報告
一部不具合につきましては、「棚POWER Ver11.50」での修正項目でしたが根本的に解消できておらず、Ver11.50でも発生することを確認いたしました。
度重なる障害によりユーザーの皆様には大変なご迷惑をお掛けいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
このたびの状況を真摯にうけとめ、今後の開発、サービスの提供に努めてまいります。
Ver11.51ダウンロード版にて修正,対応を完了しております。
後日、同内容をCD-ROM「棚POWER Ver11.52」としてご提供を予定しております。
CD-ROMのご提供については、後日ホームページ等でのお知らせ、および順次発送を予定しております。
不具合一覧
フェイシング
商品詳細からメンテナンス・商品情報を行うと、別の商品が商品情報マスターから削除される(2003/10/29)
ユーティリティー
ユーティリティー・棚SCANで分類エクスポート時に「インデックスが有効範囲にありません。」が発生する(2003/10/29)
フェイシング
商品詳細からメンテナンス・商品情報で登録,更新を行うと、別の商品が商品情報マスターから削除 、または重複して登録される。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件:
フェイシング・オプションで自動保存を有効にしている場合のみ発生します。
C/Sで運用している場合は、影響ありません。
回避方法:
フェイシングを閉じ、メンテナンス・商品情報でメンテナンスを行ってください。
フェイシング上からメンテナンスをする場合は、一旦、フェイシングオプションで自動保存を無効にしてください。
詳細及び修復方法:
商品詳細からメンテナンス・商品情報で登録,更新するタイミングと、自動保存のタイミングが同じ場合、別商品の商品情報マスターが削除される可能性があります。
削除される商品は、フェイシング上に陳列している商品,仮置きに陳列している商品のいずれかになります。
削除された商品の情報は復旧できません。
また、この現象が発生した場合は、メンテナンスから登録,更新した商品が、商品情報マスターに重複して登録される可能性があります。 これにより、商品リストに同一JANコードが複数表示されることがあります。
重複現象が発生した商品情報マスターを修復する方法を以下に説明します。
必ず、以下の手順にしたがい実行してください。
この作業は、操作,指定を誤ると、マスター自体を破損,初期化する可能性がありますので、実行される場合は、サポートセンターまでご連絡ください。
手順1.商品情報マスターをエクスポートする
- ユーティリティー・商品情報から「エクスポート」タブを選択します。
- 「全商品情報」タブを選択します。
- 選択可能項目から、「全て」をクリックし、全ての項目をエクスポート項目に指定します。
- 出力形式は、「標準フォーマット」を指定します。
- データ選択は、「全情報」を指定します。注意:
・メンテナンス開始日/終了日は、入力しないでください。
・「分類属性入換」チェックボックスは、有効にしないでください。 - 「エクスポート」をクリックします。
保存するドライブ,フォルダ,ファイルの種類,ファイル名を指定し、保存をクリックします。
出力処理が高速な、固定長ファイル形式(*.DAT)で出力することをお奨めします。
手順2.商品情報マスターを初期化する
- プルダウンメニュー・ファイルより、「初期化」を選択します。
- 「商品情報マスター」チェックボックスを有効にします。注意:
「商品イメージマスター」チェックボックスは、有効にしないでください。 - 初期化を実行します。
手順3.商品情報マスターをインポートする
- ユーティリティー・商品情報から「インポート」を選択します。
- 選択可能項目から、「全て」をクリックし、全ての項目をインポート項目に指定します。
- データ選択は、「全情報」を指定します。注意:
・「未登録商品のみ」「登録済商品のみ」チェックボックスは、有効にしないでください。
・「分類属性入換」チェックボックスは、有効にしないでください。 - 「インポート」をクリックします。
手順1で出力したファイルを指定し、開くをクリックします。
インポートが完了すると、商品情報マスターは修復されます。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
ユーティリティー
棚SCANで分類エクスポート時に「インデックスが有効範囲にありません。」が発生する。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.50から発生します。
発生条件:
エクスポートする分類マスターに削除情報が存在する場合に発生します。
C/Sで運用している場合は、影響ありません。
回避方法:
以下の手順で、削除情報を物理削除後にエクスポートを行ってください。
1. 削除情報がある分類を、ユーティリティー・分類でエクスポート。
「データ選択」は、有効情報か全情報で出力してください。
2. 出力したファイルを、ユーティリティー・分類でインポート。
※上記作業を行うことで、削除情報は物理削除されます。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。