Ver11.02 不具合報告
2003.06.12からダウンロード提供しております棚POWER Ver11.02で以下の不具合を確認いたしました。
弊社内テストにて事前に発見できなかったことを深くお詫び申し上げます。
Ver11.50にて修正,対応を完了しております。
不具合一覧
全般
複数PCから同一フォルダに同名ファイルで出力するとエラーが発生する(2003.07.31)
ファイル入出力後、フォルダの移動,削除が行なえない(2003.07.31)
フェイシング
商品詳細からメンテナンス・商品情報を行うと、別の商品が商品情報マスターから削除される(2003.09.03)
商品リストに同じ商品(JANコード)が複数表示される(2003.09.03)
商品詳細からメンテナンス・イメージを行うと、切り取り後のサイズが異なる(2003.07.31)
未陳列,投込み,ダミー商品に棚幅以上の大きさで設定できてしまう(2003.09.03)
分析検証・構成比率表をExcel出力すると「型が一致しません」が発生する(2003.09.03)
帳票作成
分析表,クロス分析表でインデックスエラーが発生する(2003.07.31)
Excel95出力時に商品イメージが縦伸びする(2003.09.03)
モデル活用
モデル複合分析でインデックスエラーが発生する(2003.07.31)
ユーティリティー
イメージフォルダ管理時に、イメージのインポートを複数PCから実行するとエラーが発生する(2003.07.31)
全般
複数PCから同一フォルダに同名ファイルで出力するとエラーが発生する。
発生バージョン:
この現象は、Ver3.00から発生します。
発生条件:
ネットワークドライブなどの共有フォルダに、複数のPCから同名ファイルを同時に出力するとエラーが発生します。帳票作成などの単一ファイルを出力する場合は、同一タイミングでもほぼ発生しませんが、モデル活用・モデル一括印刷のファイル出力やユーティリティー・イメージのエクスポートなどの大量のファイルを出力する場合に、発生する可能性が高くなります。
回避方法:
現在のところ回避策はありません。ネットワークドライブなどの共有フォルダに出力する場合は、フォルダを分けるかファイル名を他の担当者とバッティングしないようにしてください。
対応:
次回Verで、同一タイミングでも正常に処理するよう修正します。
全般
ファイル入出力後、フォルダの移動,削除が行なえない。
発生バージョン:
この現象は、Ver3.00から発生します。
発生条件:
ユーティリティーや帳票作成などでファイル名を指定する機能を実行後、出力したフォルダの移動や削除が行なえない。入出力したファイル自体は、移動,削除可能ですが、フォルダのみがロックされます。この現象は、WindowsNT/2000/XPの場合のみ発生します。
回避方法:
棚POWERを再起動すれば、フォルダのロックは解除されます。
対応:
次回Verで、フォルダをロックしないよう修正します。
フェイシング
商品詳細からメンテナンス・商品情報で登録,更新を行うと、別の商品が商品情報マスターから削除 、または重複して登録される。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件:
フェイシング・オプションで自動保存を有効にしている場合のみ発生します。C/Sで運用している場合は、影響ありません。
回避方法:
フェイシングを閉じ、メンテナンス・商品情報でメンテナンスを行ってください。フェイシング上からメンテナンスをする場合は、一旦、フェイシングオプションで自動保存を無効にしてください。
詳細及び修復方法:
商品詳細からメンテナンス・商品情報で登録,更新するタイミングと、自動保存のタイミングが同じ場合、別商品の商品情報マスターが削除される可能性があります。削除される商品は、フェイシング上に陳列している商品,仮置きに陳列している商品のいずれかになります。削除された商品の情報は復旧できません。
また、この現象が発生した場合は、メンテナンスから登録,更新した商品が、商品情報マスターに重複して登録される可能性があります。 これにより、商品リストに同一JANコードが複数表示されることがあります。
重複現象が発生した商品情報マスターを修復する方法を以下に説明します。必ず、以下の手順にしたがい実行してください。この作業は、操作,指定を誤ると、マスター自体を破損,初期化する可能性がありますので、実行される場合は、サポートセンターまでご連絡ください。
手順1.商品情報マスターをエクスポートする
ユーティリティー・商品情報から「エクスポート」タブを選択します。
「全商品情報」タブを選択します。
選択可能項目から、「全て」をクリックし、全ての項目をエクスポート項目に指定します。
出力形式は、「標準フォーマット」を指定します。
データ選択は、「全情報」を指定します。注意:・ メンテナンス開始日/終了日は、入力しないでください。・ 「分類属性入換」チェックボックスは、有効にしないでください。「エクスポート」をクリックします。保存するドライブ,フォルダ,ファイルの種類,ファイル名を指定し、保存をクリックします。出力処理が高速な、固定長ファイル形式(*.DAT)で出力することをお奨めします。
手順2.商品情報マスターを初期化する
プルダウンメニュー・ファイルより、「初期化」を選択します。
「商品情報マスター」チェックボックスを有効にします。注意:「商品イメージマスター」チェックボックスは、有効にしないでください。初期化を実行します。
手順3.商品情報マスターをインポートする
ユーティリティー・商品情報から「インポート」を選択します。
選択可能項目から、「全て」をクリックし、全ての項目をインポート項目に指定します。
データ選択は、「全情報」を指定します。注意:・ 「未登録商品のみ」「登録済商品のみ」チェックボックスは、有効にしないでください。・ 「分類属性入換」チェックボックスは、有効にしないでください。「インポート」をクリックします。手順1で出力したファイルを指定し、開くをクリックします。インポートが完了すると、商品情報マスターは修復されます。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
フェイシング
商品リストに同じ商品(JANコード)が複数表示される。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件及び回避方法:
以下現象により発生します。詳細及び回避方法は下記を参照してください。
商品詳細からメンテナンス・商品情報で登録,更新を行うと、別の商品が商品情報マスターから削除 、または重複して登録される。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
フェイシング
商品詳細からメンテナンス・イメージを行うと、切り取り後のサイズが異なる。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件:
フェイシング・オプションで自動保存を有効にしている場合のみ発生します。
回避方法:
フェイシングを閉じ、メンテナンス・イメージでメンテナンスを行ってください。フェイシング上からメンテナンスをする場合は、一旦、フェイシングオプションで自動保存を無効にしてください。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
フェイシング
未陳列,投込み,ダミー商品に棚幅以上の大きさで設定可能できてしまう。
発生バージョン:
この現象は、Ver4.00から発生します。
発生条件:
余裕率を設定している棚板のみで発生します。棚幅以上で設定した場合は、次回フェイシング起動時に、該当棚の右端の商品がこぼれます。
回避方法:
余裕率を設定した棚板に、未陳列,投込み,ダミー商品を新たに設定する場合は、棚板残り幅-1mmで設定してください。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
フェイシング
分析検証・構成比率表をExcel出力すると「型が一致しません」が発生する。
発生バージョン:
この現象は、Ver11.00から発生します。
発生条件:
以下条件時に発生します。
処理中モデルが、モデル設定・分析設定1で売上を指定していない。
参照モデル同時表示の参照モデルが売上を指定していない。
回避方法:
モデル設定で売上を指定してください。売上がない場合は、CSV出力してください。
対応:
次回Verで、正常に処理するよう修正します。
帳票作成
分析表,クロス分析表でインデックスエラーが発生する。
発生バージョン:
この現象は、Ver10.00から発生します。
発生条件:
以下条件時に発生します。
モデル設定・分析設定3の「売上のみの商品も分析対象にする」が有効処理中のモデルの陳列商品数(アイテム数)と「売上のみ商品」のアイテム数の合計が、2,000アイテム以上になる場合にエラーが発生します。
回避方法:
モデル設定・分析設定3の「売上のみの商品も分析対象にする」を無効にするか、選択分類数を少なく して、対象アイテム数の合計を2,000アイテム以下にしてください。
対応:
次回Verで、2,000アイテム以上の場合はメッセージを表示し中断するように修正します。
帳票作成
Excel95出力時に商品イメージが縦伸びする。
発生バージョン:
この現象は、Ver8.20から発生します。
現象:
各種帳票をExcel95形式で出力時、商品イメージが縦のびします。特にフォントサイズを変更すると発生しやすくなります。
Excel出力する際に、棚POWERのイメージ比率とExcelのイメージ比率に誤差がある為に発生しています。
回避方法:
現在のところ回避策はありません。Excel側でイメージのサイズを変更してください。
対応:
次回Verで、縦横比率ができるだけ同一になるようにします。
モデル活用
モデル複合分析でインデックスエラーが発生する
発生バージョン:
この現象は、Ver10.00から発生します。
発生条件:
以下条件時に発生します。
売上情報②の「売上情報データで陳列していない商品も分析対象にする」が有効
選択モデルの陳列商品数(アイテム数)と「売上情報データで陳列していない商品」のアイテム数の合計が、2,000アイテム以上になる場合にエラーが発生します。
回避方法:
売上情報②の「売上情報データで陳列していない商品も分析対象にする」を無効にするか、対象アイテム数 の合計を2,000アイテム以下にしてください。
対応:
次回Verで、正常に出力できるよう修正します。
ユーティリティー
イメージの管理方法がフォルダ管理時、イメージのインポートを複数PCから実行するとエラーが発生する
発生バージョン:
この現象は、Ver3.00から発生します。
発生条件:
C/Sまたは、イメージの管理方法がフォルダ管理時に発生します。
以下の機能で発生します。
ユーティリティー・イメージ・インポート
ユーティリティー・データ変換
ネットワークドライブなどの共有フォルダから、複数のPCから同時にイメージをインポートするとエラーが発生します。
エラー発生するタイミングは以下になります。
同名フォルダを同じタイミングで作成しようとした。
同名ファイルを同じタイミングでインポートしようとした。
回避方法:
現在のところ回避策はありません。
対応:
次回Verで、同一タイミングでも正常に処理するよう修正します。