各分析の説明
POS分析で行なえる分析の概要について説明します。
POS分析には「クロスABC分析」「ランキング分析」「ギャップ分析」「グラフ分析」「時系列分析」「前年比較」といった分析メニューがあります。
これらを基本として、より具体的な分析シーンに応じた「基本メニュー」を用意しています。
例えば基本メニュー内の「クロスABC(売数×売金)」を選択すると、自動でクロス ABC の設定を行ない、結果を表示します。
基本メニューの一部の設定を変更し、「お気に入りメニュー」として保存することもできるため、独自の分析を手間をかけずに毎回行なうことができます。
クロスABC分析2 つの POS 情報の売上数量や売上金額をクロスさせて、ABC 分析の結果を表示できます。
もしくは 1 つの POS 情報を用いて、売上数量と売上金額をクロスさせて ABC 分析結果を表示させることも可能です。
下記基本メニューがクロスABC分析を用いています。
- クロスABC分析(売数×売金)
- クロスABC分析(売数×粗利)
- クロスABC分析(売金×粗利)
- 比較クロスABC(売数)
- 比較クロスABC(売金)
- 比較クロスABC(粗利)
ランキング分析
登録した POS 情報を元に、商品を売上数量や売上金額の多い順に 1 位からランクを付けて表示できます。
複数の店舗の POS 情報を同時に表示することで、各店舗の特徴や補強する点などが見えてきます。
下記基本メニューがランキング分析を用いています。
- 店舗別商品ランキング
ギャップ分析
ランキング分析をもとにして、比較した結果に大きく隔たりがある(ギャップがある)データを抽出できます。
例えば「全店合計では売れ筋なのに、ある店舗でだけ売れ行きが悪い商品」などを確認することが可能です。
下記基本メニューがギャップ分析を用いています。
- チャンスロス発見
- 拡販候補発見
グラフ分析
登録した POS 情報を様々なグラフに変換して表示できます。
データを店舗や分類、商品の棒グラフ、積上げ棒グラフなどで表示することで視覚的に把握することが可能です。
下記基本メニューがグラフ分析を用いています。
- 店舗別売上
- TOP 10(メーカー)
- TOP 10(品種)
- 商品 TOP 30
- クロス売上(メーカー/品種)
- 店舗別構成比
時系列分析
分析の設定を行なう際に指定した期間内の POS 情報の推移を、折れ線グラフで表示できます。
複数店舗を指定して、1 つの分類や商品の推移を確認できます。また、1 店舗を指定して複数の分類や商品の推移を確認することも可能です。 (棚割分類用の「期間管理」で登録した売上情報では時系列分析は実行できません。)
下記基本メニューが時系列分析を用いています。
- 売上上位推移(メーカー)
- 売上上位推移(品種)
- 売上上位推移(商品)
前年比較
2 つの期間(前年と今年)の売上の推移を折れ線グラフで表示できます。
使用するには、同じ企業の 2 つの期間データを登録する必要があります。
- 前年比較(メーカー)
- 前年比較(品種)
- 前年比較(商品)
- 分類(メーカー/品種)については、分析設定時に選択した分類に変わります。
- 基本メニューの操作方法についてはこちらを確認してください。