フェイス調整とは

作成した棚割モデルの什器台数や幅の増減に応じて、商品のフェイス数を自動で増減します。
最大パターンから縮小パターンを作成する場合などに活用できます。
フェイス数の増減を行なう場合の条件には、売上情報を使用するかしないかを選択できます。
売上情報を使用しない場合は、棚割モデルの商品分類や価格帯、アイテムの構成比の割合を保ったまま、什器の変更に応じてフェイス数を増減します。
売上情報を使用する場合は、売上金額や売上数量などの売上構成比を計算して、陳列構成比の割合を売上構成比の割合に近づけつつ、什器の変更に応じてフェイスを増減します。


売上情報を使用せず什器の変更に応じてフェイス数を調整
「商品分類(品種)」の構成比でフェイス調整した場合、フェイス数は増減しますが、品種の構成比は維持します。


 


■現状棚割 2本パターン
お茶 ジュース
フェイス数 構成比 フェイス数 構成比 フェイス数 構成比
10 50% 6 30% 4 20%
 
 ↓ ↓ ↓ フェイス調整実施 ↓ ↓ ↓

■3本パターンへ拡大する場合
お茶 ジュース
フェイス数 構成比 フェイス数 構成比 フェイス数 構成比
15 50% 9 30% 6 20%

■1本パターンへ縮小する場合
お茶 ジュース
フェイス数 構成比 フェイス数 構成比 フェイス数 構成比
5 50% 3 30% 2 20%

例は商品分類「品種」の「フェイス構成比」を選択して実施しています。ほかに「価格帯」ごとの「陳列在庫数構成比」で算出するなど、様々な設定で行なえます。
 

売上情報を使用せずにフェイス調整を行なう際の詳細については「什器変更に応じてフェイス数を調整」を確認してください。



売上情報を使用して什器の変更に応じてフェイス数を調整
売上数量の構成比を最優先に考慮して、商品分類(品種)のフェイス構成比の割合を売上構成比に近づけるようにフェイス数を増減します。




 

■現状棚割 2本パターン
お茶
フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比 フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比
10 25% 20 50% 30 75% 20 50%
 
   ↓ ↓ ↓ フェイス調整実施 ↓ ↓ ↓

■3本パターンへ拡大する場合
お茶
フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比 フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比
30 50% 20 50% 30 50% 20 50%

■1本パターンへ縮小する場合
お茶
フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比 フェイス数 陳列構成比 売上数量 売数構成比
10 50% 20 50% 10 50% 20 50%

例は商品分類に「品種」ごとの「フェイス構成比」で実施しています。
ほかに「価格帯」ごとの「陳列在庫数構成比」で算出するなど、様々な設定で行なえます。
 

売上情報を考慮してフェイス数を調整する際の詳細については、「売上と什器変更に応じてフェイス数を調整」を確認してください。