売上情報登録
POS データや市場データなどの売上数量、売上金額など棚割分析に使用する売上に関する情報を登録します。
棚割編集中に分析を行なったり、帳票に分析結果や売上情報を出力することができます。
「マスターメンテナンス」タブの[売上情報]のスプリットボタン上部をクリックします。
売上情報のスプリットボタン下部メニュー「メンテナンス」から起動することもできます。
期間区分について
登録する売上のデータの種類により、以下の期間を使用します。期間管理
○年○月○日~△年△月△日というように、具体的な対象期間を指定する場合に使用します
週管理
売上の対象期間が週ごとの場合に使用します
月管理
売上の対象期間が月ごとの場合に使用します
登録・削除方法「単一」
新規登録方法(単一)
- 「売上情報」画面下のテキストボックス左にコード、右に名称を入力します。
- 名称横のドロップダウンリストより期間を選択します。
- [登録]をクリックします。
- 上記で登録した売上情報コード,名称を一覧よりクリックして選択します。
- 画面右下メンテナンス欄内の[売上情報]をクリックします。
- 売上情報メンテナンス画面で共通商品コードを入力し、以下画面の下のテキストボックスに期間,売上数量などを入力します。
- [登録]をクリックします。
- 上記 1 ~ 3 は、[売上情報]-「メンテナンス」画面に該当の売上分類(売上情報の名称)の登録がない場合に行ないます。
すでに売上分類(売上情報の名称)が登録されている場合は、上記 4 より、個々の商品別の売上情報を登録してください。- 商品情報に登録されていない商品でも売上情報のみ登録することが可能です。
売上情報のみが登録されている商品を確認する場合は[未登録商品出力]よりファイル出力してください。
出力したファイルを利用して、商品情報の登録も可能です。
削除方法(単一)商品別の売上のデータを削除する
- [マスターメンテナンス]タブ -[売上情報]-[メンテナンス] 画面を表示します。
- 削除したい商品別データが登録されている売上情報を選択して、[メンテナンス]をクリックします。
- 削除したい商品を呼び出します。
共通商品コード欄にコードを入力し、キーボードの Enter キーを押下します。- 削除したいデータ行をクリックし、[削除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
売上情報ごと削除する
- [マスターメンテナンス]タブ -[売上情報]-[メンテナンス]画面を表示します。
- 一覧より削除したい売上分類(売上情報の名称)を選択して、[削除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
注意
売上情報と共に同売上情報に登録しているレジ通過人数も削除されます。
登録・削除方法「複数」
登録する商品の数が多い場合は、「売上情報」のスプリットボタン下部の「エクスポート/インポート」機能を使用します。新規登録方法(複数)
棚POWER の形式にデータを加工する
売上数量などが記載されたデータファイルを棚POWER の形式に加工し、まとめて登録します。
Ⅰ.登録用ひな形ファイルの出力
- [売上情報]-「エクスポート」-「売上情報」をクリックします。
- 「新規にエクスポートする」を選択して[次へ]をクリックします。
- [個別情報]タブに切り替え、登録したい売上分類(売上情報の名称)にチェックを入れて、[次へ]をクリックします。
1 つも売上分類(売上情報の名称)の登録がない場合は出力できません。
先に「メンテナンス」より売上分類(売上情報の名称)を作成してください。- [実行]をクリックして、任意の場所にファイルを出力します。
Ⅱ.ひな形ファイルの加工
- 上記で出力したファイルを開き、コード,名称を入力します。
ファイルの上 2 行がひな形となるため、変更、削除を行なわないでください。
既存情報がある場合は、3 行目以降を行ごとすべて削除してください。- ファイルを上書き保存します。
Ⅲ.作成したファイルの入力
- [売上情報]-「インポート」-「売上情報」をクリックします。
- インポートフォルダーの設定のフォルダー マークをクリックし、上記で加工したファイルが保存してある場所を選択します。
- 該当情報に「売上情報」が表示されます。[次へ]をクリックします。
- [実行]をクリックして、入力します。
注意
売上情報エクスポートから出力したファイルには、1 行目 A 列に「管理区分」識別子、B 列に売上情報メンテナンス時に登録したコードを記載しています。
例:月管理の売上情報コード「1000」の場合は、出力ファイル 1 行目 A 列は「TPOWER SALE_M」,B 列は「1000」となります。
インポート時はこの識別子とコードを読み込み、どの売上情報に登録するかを判断します。
そのため、インポート用のファイルを、別の売上情報からエクスポートした場合は、識別子とコードに注意してください。識別子
期間管理‥TPOWER SALE_D
月管理‥TPOWER SALE_M
週管理‥TPOWER SALE_W
持っているファイル形式そのままで取り込む
売上数量などが記載されたデータファイルの列項目を棚POWER 側の項目と関連付けて、まとめて登録します。
- [データ移行]タブ -[インポート]をクリックします。
- インポートフォルダーの設定のフォルダー マークをクリックし、取り込みたいファイルが保存してある場所を選択します。
- 該当情報に「その他」が表示されます。「その他」内の取込みたいファイルのみチェックをつけて[次へ]をクリックします。
- インポートの関連付けを行ないます。
インポート情報の選択 : 一覧より「売上情報」を選択します インポート先 : すでに対象の売上情報のコード・名称が存在している場合は「既存情報」を選択し、オプション欄より既存の売上情報コード・名称を選択します
新しく作成する場合は「新規作成」より売上情報のコード・名称を新しく作成します
ファイル内に売上情報コードが存在する場合は、列を指定します共通商品コード : ファイル内に記載されている共通商品コードの列を「変換元」より指定します
セル内をクリックすると、選択列の一覧が表示します。関連する列を選択します。
例:変換先「共通商品コード」→変換元「A」期間 : インポート先で指定した「期間区分」によって、選択内容が変わります
「期間管理」‥開始日/終了日
「週管理」‥年/週
「月管理」‥年/月
ファイル内に各期間が記載されていれば記載列を選択します
記載がない場合は「指定日」を選択して、オプション欄に手入力します売上情報区分 : 変換元より選択します 売上数量 : ファイル内に記載されている売上数量列を指定します
「計算式」では他の列の数値と掛けたり割ったりなど、計算式を設定できます売上金額 : ファイル内に記載されている売上金額列を指定します
「計算式」では他の列の数値と掛けたり割ったりなど、計算式を設定できます粗利益 : ファイル内に記載されている粗利益列を指定します
「計算式」では他の列の数値と掛けたり割ったりなど、計算式を設定できます入荷数量 : ファイル内に記載されている入荷数量列を指定します
「計算式」では他の列の数値と掛けたり割ったりなど、計算式を設定できます入荷金額 : ファイル内に記載されている入荷金額列を指定します
「計算式」では他の列の数値と掛けたり割ったりなど、計算式を設定できます開始行数 : ファイルの項目名欄などは取込みません。実際のデータの開始行を指定します 行数単位 : ファイルのデータが 2 行で 1 商品、3 行で 1 商品といった場合に、行数を指定します 区切り文字設定 : ファイルを「カンマ」以外で区切る場合や、「シングルコーテーション’」「ダブルコーテーション”」などの引用符が付いている場合に設定します 次回も同じ設定で登録する場合は、[設定保存]を行ないます。詳細はこちらを確認してください。
- [次へ]をクリックします。
- [実行]をクリックします。
削除方法(複数)
商品をまとめて削除する場合は、[売上情報]のスプリットボタン下部の一括削除・「売上情報」機能を使用します。
- 削除したい期間を選択します。
- 削除したい売上情報の期間区分をリストより選択します。
- 削除したいコード,名称を一覧よりクリックします。
キーボードの Shift キーを押しながらクリックすると範囲選択/Ctrl キーを押しながらクリックすると複数選択が可能です。- [削除]をクリックします。
- 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
棚割分析を行なうには、登録した売上情報を棚割モデルに紐付ける作業が必要です。
- 棚割操作画面から棚割モデルを開きます。(もしくは新規作成します)
- [棚割操作]タブ -[分析設定]をクリックします。
- 「売上情報(分析)」を有効にし、開いている棚割モデルに該当する売上情報を選択します。
- [設定]をクリックします。
複数の棚割モデルにまとめて売上情報を設定する場合は「分析情報の更新」機能を使用します。
詳細はこちらを確認してください。